授業後の考察とこれから
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遠隔授業の可能性について考察

学校現場での可能性

ひとつめは、保守環境で、今回の授業でも最初はNTサーバーの設定がグローバルアドレスになっていることもわからない状態であった。さて、これから、コンピュータ室が回線で結ばれる平成13年には混乱も予想されるであろう、そんなとき全学校が遠隔環境で結ばれていれば保守も迅速に専門家が行える。専門家による保守で、教員が授業研究に集中できる

二つ目は、教員の研修などで研究所に集まらなくても、自分の学校または遠隔環境のある学校にいればよいということになり、特にコンピュータの研修など複数校に一斉に実現でき。現場の教師が忙しくて講座に参加したいけどいけないという状態から少しは改善されるであろう。

三つ目は地域の学校間意見交流などの活発化が期待できる。

 

生徒への可能性

一つ目は、将来の社会環境の体験ができることである。体験することにより、生徒にもこれから社会にでたときのイメージがいろいろとわいてくるはずである。そのためにも、その時代の最新環境を学校に整備していく必要があると思われる。

二つ目は、遠隔による、院内学級や、僻地教育、また、著名人による一斉教育(双方向)の実現で、これも教育機会の均等化や、生徒への良質な体験のためにも実現されていくことが望ましい。

三つ目は、学校間でのティムチーチングにより、専門の教師による授業を同時または個別に、多数校にできる可能性が考えられる

その他の可能性

本題からはそれてしまうが、今回の授業でも15名の方のご協力で進められた授業である。遠隔授業があたりまえにやられる状況ができれば、雇用促進、景気浮揚に役立つと思われる。

また、今回の授業で使用した、バーチャル教科書をこれから充実させることにより、最新環境を生徒に伝える可能性がでてくる。さらに評価用のシートを改良することにより一斉に数校にまたがる意見を集約するなどの可能性がでてくる。

また、授業者ないに情報がたまりがちだった、授業内容をこのwebページやMLを活用することにより解放し、多くの活発な意見をもらうことができ、これからの授業研究にも有効だと思われる。

今後の展望

とりあえず、バーチャル教科書の制作にはげもうと思います。

また、評価用のシートの改良。VRLM化したバーチャル教科書の作成などの実験をする予定です。

授業後の話し合い 

16日13時より 経過や今日の生徒の感想などを発表するがあまり、活発な反応がなく残念である。

関係者のみなさまには、いろいろ本当に裏方でご苦労頂きすいませんでした。授業者の話の中で、一人ではでき
ないのが遠隔授業だと力説させていただきました。

uhansei1.jpg (4147 バイト) 授業後の話し合い

uhansei2.jpg (4076 バイト) 横は土田先生

質問は2つくらいで

1つは、遠隔授業の必要がないのではという意見で

それに対しては、今回の授業の題材はDOGAを使ったが、これは何でも良かったので別にDOGAを使って製図がうまくなる必要もなく、今回の授業では、通信機器の進歩とともに将来増えていくであるあろう社会状況(SOHOや、ネットワークを介した共同作業)を考えて、生徒に未来の共同作業を体験してもらうことをイメージした、というようなことを答えました。

2つ目は中学校の先生として、小学校で教えるべきことはどこまでが?という質問で

小学校の先生により、横にいる土田先生のように教える先生もいれば、コンピュータなんて大嫌いなんて先生もいて、さらに中学校はいろいろな小学校から人が集まり、ばらつきがあるので、現在の規定がない状態では、コンピュータの授業を自分から積極的にしたくなるような、コンピュータを嫌いにならない指導をお願いしたいと答えました。

 

ご意見お待ちしております。

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