X 本時の展開
1 目 標 ・金属の性質をいかした加工方法を知る。
・自分の考え方を大切にし,課題の解決を目指すことができる。
2 展 開
学習の流れ | 予想される生徒の活動 | 教師の指導と支援 | 留意点 | ||||||
前時の確認 課題の把握 | ・前時までにさまざまな金属の性 質を学習し,実際に加工してみ たことを思い出す。 | ・前時までの確認をする。 ・見本の金属製品を提示し,加工 方法を考えさせる。 | ・素材(低融点金属) も一緒に提示す る。 | ||||||
学習課題 | |||||||||
どうしたら見本と同じ形をつくることができるだろうか | |||||||||
課題解決へ の努力 課題の解決 | ・提示された見本の加工方法を考 え,ワ−クシ−トに記入する。 | ・考えた加工方法をワ−クシ−ト に記入させる。 ・考えた加工方法を聞く。 ・班毎に加工方法を選択させる。 ・班毎に選択した加工方法で実際 に見本と同じもの製作させる。 ・製作中に困難が生じた場合は, 見通しを立てて自己修正させて いく。 | ・製作の制限時間も 合わせて提示する ・道具はあらかじめ 予想される加工方 法に必要なものを 班の数だけ準備し ておく。 | ||||||
・ヤスリでけずる ・切り取る ・溶かして固める | |||||||||
・自分で考えた加工方法を発表す る。 ・班毎に相談して加工方法を選択 する。 ・班毎に選択した加工方法で見本 と同じものを製作してみる。 | |||||||||
・うまく仕上げられない ・失敗した ・他の班の方法の方がよさ そうだからやってみたい ・うまくできた | |||||||||
ま と め 応用・発展 | ・自分たちの班の製作品を提示し, 結果を発表する。 ・鋳造という加工方法を知る。 ・実際の鋳造の方法を知り,身の まわりの製品にも利用されてい ることを知る。 ・次時の学習内容を知る。 | ・いくつかの班に製作品を提示さ せ,結果を発表させる。 ・鋳造という加工方法を知らせる。 ・実際の鋳造方法を知らせる。 ・次時の学習内容を知らせる。 | ・3分ほどのビデオ を準備する。 |
3 評 価 ・金属の性質をいかした加工方法が理解できたかを授業での観察とワ−クシ−トから評価す る。
・自分の考え方を大切にし,課題の解決を目指せたかを授業での観察とワ−クシ−トから評
価する。