映像教材を見せる

 

映像を活用した教育は、いろいろなことを分かりやすく説明するのに効果的です。

  1. 一つの完結した授業を映像にして学習者に見せるもの(授業映像)
  2. 学習者が独学するための参考資料の映像教材を見るもの(資料映像クリップ)
  3. 教員が授業の中で、説明を補足するために見せるもの(資料映像クリップ)

などがあります。

1の場合は、授業を欠席したり再度視聴することで理解を深めることができます。音声や内容によって途中から検索できる機能があると便利です。家庭からでも視聴できたり、ダウンロードして持ち歩いて視聴できると有効です。スライドデータと映像の組み合わせたものは、授業の様子や解説、写真などの資料も提示できるので効果的です。

2の場合、 学習者が事前学習や発展学習するときの資料として示すことができるので、家庭からでも視聴できたり、ダウンロードして持ち歩いて視聴できると有効です。映像の時間は15分から20分くらいが目安です。

3の場合、教室などで見せることを目指すので、教師が持ち歩きやすいことがポイントです。ノートパソコンや携帯電話やDVDやビデオテープに録画しておき、プロジェクターなどに投影して見せることになります。映像の時間は15分から20分くらいが目安です。

 

映像教材の配信には、

  1. ストリーミングサーバに格納しておく(QuickTimeStreaming、WindowsMedia、RealPlayer)
  2. ダウンロードサイトに格納しておく(wwwサーバ、PodCast サーバ)
  3. 専用のサーバに格納しておく( Ub!Pointサーバなど)

などがあります。

 

映像教材を再生・視聴するには、

  1. パソコンに格納しておいて、再生ソフトで再生する
  2. DVDに焼いて、DVDデッキなどの再生機で再生する
  3. ビデオテープに出力しておいて、ビデオデッキで再生する
  4. パソコンや携帯電話で、ストリーミングサーバにアクセスして再生する
  5. パソコンや携帯電話で、wwwサイトにアクセスして、ダウンロードして、再生ソフトで再生する
  6. パソコンで、PodCastサイトにアクセスして、ダウンロードして、再生ソフトで再生する
  7. パソコンで、PodCastサイトにアクセスして、ダウンロードして、iPODに格納して再生する

などがあります。

 

写真や画像を再生・視聴するには、

  1. デジタルカメラをプロジェクタに接続して見せる
  2. 携帯電話をプロジェクタに接続してみせる
  3. PowerPointデータをjpgファイルに出力し、miniSDカードなどに入れて、携帯電話で再生する
  4. PowerPointデータをjpgファイルに出力し、iPhotoに取り込み、iPodで再生する

などがあります。

 

映像教材を作成するには、

  1. ビデオカメラで撮影したものをパソコンに取り込み編集し、QTファイルやビデオテープなどに書き出す
  2. テレビ映像をパソコンにデジタル録画する
  3. PowerPointやKeynoteで作成したスライドを動画(スライドショー)として出力する

などがあります。